ザブ / ネロ・ダヴォラ2018

C374

1,200円(税込1,320円)

[造手] Vigneti Zabu / ヴィニエティ・ザブ
[銘柄] Zabu Nero d'Avola / ザブ・ネロ・ダヴォラ
[原産国] Italy / イタリア
[地域] Sicilia / シチリア州
[品種] Nero d'Avola / ネロ・ダーヴォラ
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<輸入元コメント>
明るめの赤紫色。最初は少し閉じた控えめな印象ですが、グラスを回すと果実のアロマ、特にダークチェリーの香りが立ち上がります。桑の実のような、かなり凝縮したベリーの野生的な香り。凝縮感を感じるどっしりとした塊のような果実味。ほのかな甘さはあるものの、フレッシュな酸のおかげで非常に切れ味が良く、爽やかな印象です。タンニンも程よく、価格を越えた十分な飲み応えです。香りは、よりユーカリ、バルサミック(樹脂)、そしてカシス、チェリー、果実のダイレクトな香りが感じられます。

[畑] 標高が高いため、昼夜の寒暖差が大きく、葡萄栽培に向く。

<栽培>
殺虫剤、防カビ剤、除草剤など化学的なものは使用しない。機械は一切使用せずに手作業。サボテンしか育たないような乾燥した気候のため、アランチョ湖の水を灌漑に使用。

<醸造>
発酵は温度管理をしながら行い、10〜12日間マセラシオンさせます。えぐみのあるタンニンを避けるために、柔らかくプレスを行ないます。発酵、マロラクティック発酵、熟成も全てステンレスタンクで行っています。樹齢が若いので、タンニンが柔らかくなるように軽くポンピングオーバーを行います。マロラクティック発酵をコンクリートタンクで行うことで、スムーズさが出ます。

<ストーリー>
「土着品種と国際品種」 
ザブでは、土着品種に力を入れていますが、シャルドネ、シラー、メルロは、シチリアで高いポテンシャルを持つため、一部ですが栽培しています。
「葡萄の買取り」 
買取り葡萄は、地元のパートナー契約する共同組合のメンバーの畑から、ファルネーゼが独自に契約した区画のものだけを使用しています。葡萄の買取りは、収穫した葡萄の重さに対して代金を支払うのが一般的ですが、アブルッツォでファルネーゼが行っているのと同様に、区画に対して支払います。収量が減っても収入は減らないため、選定、間引きなどを躊躇なく行うことが出来ます。契約した農家は、ザブの成長を自らの誇りととらえています。
「充実の醸造設備」 
ワイン造りは、共同組合で行っています。醸造設備は、主に組合のものを使用していますが、クロスフロー フィルターなどファルネーゼが持ち込んだものもあります。セラー内には古いコンクリートタンクがあり、主にワインの保管、マロラクティック発酵に使用しています。ステンレスタンクより長期保存に向いており、ワインのフルーティさを残すことが可能です。また、セラーの壁は1m程のぶ厚いコンクリートで出来ていて、気温が一定に保たれます。白の醸造用タンクは屋外、赤用はセラー内にあり、温度はコンピューターで制御されており、オフィスで常に確認出来る状態になっています。酸化を防ぐために、窒素を充填させて醸造を行います。
「ザブの名前」  
ザブの名前は、かつてアラブ人が統治していた頃の町の呼び名サンブーカ・ディ・ザブットにちなんで付けています。

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