[造手] Meigamma / メイガンマ
[銘柄] Rosso Rifermentato / ロッソ・リフェルメンタート
[国] Italy / イタリア
[地域] Sardegna / サルデーニャ州
[品種] Muristellu / ムリステッロ
[タイプ] 赤 / 微発泡 / ミディアムボディ / SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml
<輸入元コメント>
しっかりとした果実味とタンニンがあるムリステッロにそのままモストによる再発酵で発生したガスを閉じ込めたワインです。心地よく、でもじわじわタンニンの旨味を感じる面白さを持ったワインです。
[畑] 現在全部で2.5ha。畑の海抜はほとんど無く、海から500〜600mしか離れていない場所.
[土壌] もともとは川だった土地の為、砂と粘土、小石が混じり石灰質はほとんど見受けられません。
<栽培>
畑では農薬や化学肥料は一切使用せず、除草剤ももちろん使いません。銅と硫黄の散布も極めて少ない量で収めています。
<醸造>
自然酵母。一回目の収穫が8月の終わり、二回目が10月、二回目のモストの発酵が終わらないうちに一回目のワインをブレンドし、瓶内再発酵。
収穫のタイミングを二回に分ける。まず、8月に収穫したブドウを発酵。別で10月に糖度の高いブドウを収穫し発酵を行い、この発酵中のキュヴェに最初に発酵したキュヴェをブレンドしボトル詰め。瓶内で再び発酵を行います。全ての工程で亜硫酸無添加・ノンフィルターにて醸造。
<ストーリー>
地元出身のジョゼッペ・クシェドゥとロシア人の妻バルバラは、2006年にジュゼッペの両親が持っていた土地をブドウ畑に開墾。農家への転身を決意しました。農業・醸造ともに未経験の二人は独学でそれぞれを学びます。もともと自分達が飲みたいと思う自然な味わいのワイン造り、人為的な添加物等は一切使わずに健全なブドウを造る事を目指し始まった、年産15,000本の小さなカンティーナ。
ラベルデザインはバルバラが作ったもので、畑や家に生えるハーブや草花、果実をそのまま描いた綺麗な絵です。そして瓶口に括られた可愛らしい紐。これは地元出身のデザイ ナー、マリアライトさんが町のお祭りの際に町長からの依頼で町に装飾を施しました。一軒一軒の家をこの紐で結び、みんなが繋がって幸せでありますようにとの願いを込めて。
この素敵な装飾に感銘を受けた二人は、自分達のワインも多くの家族と仲間に支えられ、多くの先人達の力、色々な人達とのつながりが無ければ完成する事は無かった、、、という想いと重ねあわせ、心を込めて結ぶ事にしたそうです。彼らも多くの人達とワインで繋がっていけますように、との願いを込めたものです。
暖かく、優しく、緩やかな時間が流れている彼らのワインには、その反面、身体の底から溢れ出る強いエネルギーの源の様な感覚があります。飲むたびに体が喜び飲むごとに旨みを増す、不思議な感覚を持ったワインです。
Meigamma=サルデーニャに伝わる言葉で、昼ごはんを食べた後、消化に伴って起こる眠気の事をメイガンマと言うそうです。生活の早いリズムに惑わされず、ゆっくりと和やかな時間を自分達のワインと共に過ごしてほしい、そんな願いが込められています。
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