[造手] Georges Remy / ジョルジュ・レミ
[銘柄] Les Quatre Terroirs / レ・キャトル・テロワール
[国] France / フランス
[地域] Champagne / シャンパーニュ地方, Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
[品種] Pinot Noir 95%, Chardonnay 5% / ピノ・ノワール, シャルドネ
[タイプ] 発泡 / 白 / 辛口 / ミディアムボディ / ノン・ドサージュ
[容量] 750ml
<銘柄エピソード:Edited by essentia>
4つのテロワールのアッサンブラージュから生まれるレミのエントリー・キュヴェ
ブジー、アンボネー、ルーヴォワ、トキシエールの4つの村に点在するリューディのブドウのアッサンブラージュ。4つのテロワールのアッサンブラージュであることから“レ・キャトル・テロワール”と命名。
<醸造:Edited by essentia>
収穫年:2021年のベースワイン76%、リザーブワイン24%(2020年23%、2019−18年1%)のブレンド。野生酵母のみで、ブドウ以外には何も加えずに樽発酵。新樽は用いず、228ℓ、320ℓ、500ℓの容量の異なる樽を使用。シュール・リーの状態で熟成。マロ発酵は自然に実施。収穫翌年の夏に清澄も濾過も低温安定法も行わずにティラージュ。瓶内二次発酵とマチュラション・シュール・リーの後、デゴルジュマン。SO2は圧搾の際に必要最低限のみ添加するのみ。その後は瓶詰め時も添加はしない。現行ロットは2022年7月29日にティラージュ。2024年6月21日デゴルジュマン。ドザージュはゼロ。総生産量11,917本+マグナム400本。アルコール度数は13度。2024年6月時点のSO2トータルは19mg/l。
<ストーリー:Edited by essentia>
ナチュラルなシャンパーニュを手掛けるブジーのライジング・スター
初リリースから欧米で注目を集めるナチュラルグローワー
ジョルジュ・レミはモンターニュ・ド・ランスのブジーの小さなグローワーです。ブノワ・ライエ、アントワーヌ・パイヤールに続くブジー期待の新星として、2017年末に初めてシャンパーニュをリリースしました。元詰めは栽培ブドウの20%という少量生産ながら、欧米で一躍脚光を集め、イタリア、チェコ、ベルギー、オーストラリア、アメリカなどに輸出され、既に世界各国のインポーターの間での争奪が行われています。現在日本への輸入も完全なアロケーションになっています。ジョルジュ・レミのシャンパーニュは、ビオディナミの手法を取り入れた有機栽培、馬による耕作、野生酵母のみで、ブドウと必要最低限のSO2以外には何も加えない自然な醸造で造られ、ドザージュもゼロで、とてもナチュラルな味わいが特徴です。
トップレベルに位置するコトー・シャンプノワ
シャンパーニュもさることながら、大注目は彼のコトー・シャンプノワです。家業への参画前にボルドーで研鑽を積んだジョルジュは、赤ワイン造りに強い関心を持っていました。このためシャンパーニュよりも先にコトー・シャンプノワからワイン造りをスタートした異色の経歴の持ち主です。今でこそ、数多くのグローワーがコトーを手掛け、その人気が大きな広がりを見せていますが、ジョルジュは、既に10年以上前の2011年に初めてコトーの赤を醸造。自身のシャンパーニュのキュヴェに先駆けて販売を始めました。そして、そのコトーはデビュー当初からヨーロッパの最先端のワインショップで販売されてきました。2019年からはコトーの白も手掛け始め、さらなる進化を続けています。
ドメーヌの歴史と概要
ドメーヌは1629年から続く栽培農家です。1812年からブジーに本拠を置き、父の代までは栽培したブドウを全量ネゴシアンに売却していました。現当主のジョルジュ・レミが家業に参画した2011年から元詰めワイン造りに着手しました。ボルドーでの醸造経験があるレミはスティルワイン造りに強い関心を持ち、シャンパーニュよりも先にコトー・シャンプノワの生産からワイン造りをスタートしました。そして、ドメーヌの全権を掌握した2014年からシャンパーニュの醸造を始めました。ドメーヌの栽培面積は4.66ヘクタール。大部分がブジーに、残りはアンボネー、ルーヴォワ、トキシエールの3つの村に点在しています。
ブジーのLes Hauts Closレ・オー・クロ、Le Mont de Tauxièresル・モン・ド・トキシエール、Les Vaudayantsレ・ヴォダヤン、Chapeau de Ferシャポー・ド・フェール、Les Huriaultsレ・ジュリオー、Les Hannepésレ・ザヌペ、そしてトキシエールのLes Muitsレ・ミュイなど、16のリューディに区画を所有しています。
栽培について
ドメーヌでは以前から除草剤や殺虫剤などは一切使用していません。そして、ジョルジュが家業を継承してからは完全なビオロジックによる栽培を行っています。畝の間にはカバークロップを生やし、馬で土を耕しています。雑草は手作業で取り除いています。同村で友人であるブノワ・ライエとアントワーヌ・パイヤールと共同で有機堆肥を作り、畑に撒く取り組みを行っています。また、イラクサとトクサの煎じ薬や500番調剤を畑に撒くなど、ビオディナミの手法も積極的に取り入れています。
ドメーヌの畑には貴重なヴィエイユ・ヴィーニュが残されています。このため、ジョルジュはアントワーヌ・パイヤールと共同で互いのドメーヌの畑でヴィエイユ・ヴィーニュのブドウ木のマッサル・セレクションを行っています。ドメーヌの畑に可能な限りヴィエイユ・ヴィーニュを残すために、ブドウ木は死んだ木に限って植え替えを行っています。その際には、マッサル・セレクションしたブルゴーニュ由来の高品質で低収量のピノ・ファンのブドウ木の穂木を移植しています。しかし、1年間に植え替えるブドウ木は僅か200本にしか過ぎません。
収穫と醸造について
収穫は手作業で行い、ブドウが潰れないように小さなケースで醸造所まで運びます。畑と圧搾する前の2回厳格な選果を行います。
ドメーヌではコトー・シャンプノワの醸造にシャプタリザションは行いません。このため、コトー・シャンプノワ用のブドウを収穫するために、シャンパーニュ向けよりも2−3週間も遅く収穫を行っています。除梗も特注した台の上で、手作業で一房一房入念に除梗を行います。
また、シャンパーニュもコトー・シャンプノワも、野生酵母のみで、ブドウと必要最低限のSO2以外には何も加えずにナチュラルな醸造を行っています。SO2は圧搾の際に必要最低限のみ添加するのみで、その後は醸造中も瓶詰め時も全く添加しません。
清澄も低温安定法を行わず、ノンフィルターで瓶詰めをしています。このため、シャンパーニュに関しても、デゴルジュマンは行いますが、出荷後も酒石酸等の澱が瓶内に発生することがあります。ティラージュには、各キュヴェの原酒にビオのサトウキビを混ぜて攪拌して、ティラージュのリキュールとして添加しています。基本的に全てのキュヴェがノンドゼです。
ドメーヌのワインのラインナップについて
ジョルジュ・レミは現在でも80%のブドウをネゴシアンに売却しています。瓶詰めされるのは栽培ブドウの20%にしか過ぎません。コトー・シャンプノワは2011ヴィンテージから醸造を(2015年にリリース)していますが、シャンパーニュは2014ヴィンテージから手掛け始め、2017年末に初めてキャトル・テロワールのキュヴェ1種類をリリースしました。その後、リューディのキュヴェを含めた全6種類のキュヴェがリリースされました。
⚫ レ・キャトル・テロワール
⚫ レ・ヴォダヤン・ロゼ(ピノ・ノワール100%)
⚫ レ・ミュイ(シャルドネ100%)
⚫ ブラン・ド・ノワール(ピノ・ノワール100%)
⚫ ル・モン・ド・トキシエール(ピノ・ノワール50%、シャルドネ50%)
⚫ ル・オー・クロ(ピノ・ノワール100%)
(以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと)