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[造手] Milan Nestarec / ミラン・ネスタレッツ
[銘柄 ] Danger 380Volts / デンジャー380ボルト
[国] Czech / チェコ
[地域] 南モラヴィア地方
[品種] ミュラートゥルガウ,ノイブルガー,マスカット
[タイプ] 白 / 辛口 / 微泡 / ミディアムボディ / 酸化防止剤(SO2)無添加
[容量] 750ml
＜輸入元コメント＞
明るい黄蘗色のクラウディーな外観。抜栓初日は微発泡で細かく繊細な泡がとても心地よいです。
香りは、硬めの梨、ミネラル、グレープフルーツ、エーデルフラワー、少しミラベルや桃のようなストーンフルーツがひっそり感じられます。
味わいは、レモンゼスト、ライム、グレープフルーツキャンディ、パイナップル。
バランスよいエキス感と、エレクトリックな酸が合わさって、長過ぎるアフター、心がビリビリするエナジー、冷涼感で背中がゾクゾクする夏にピッタリのワインです。
抜栓3日後もクリーンでエレガント。
エナジーは弱めになりますが、桃感とエキス感がより表にでて美味しくいただけます。
＜醸造＞
手積みで収穫、50%は全房でダイレクトプレス。50%は7日スキンコンタクト。アカシア樽で熟成し、10gの残糖で瓶詰めし、瓶内発酵、1年熟成。
[栽培] オーガニック農法。合成の殺菌剤や除草剤などは完全に排除。
＜生産者コメント＞
私たちのお気に入りキュヴェの2019年版です!「サハラ」と呼ばれる砂礫土壌のブドウ畑で栽培 される、ノイブルガー、ミュラートゥルガウ、マスカットのフィールドブレンド。これはキンキンに冷やしておかないと、開栓時にあなたの周囲 3メートルに中身をぶちまけるようなスパークリングワインではないので、『ペットナット』とは呼ばないでもらえると嬉しいです。しかし、 ここまでたどり着くには、相当な時間がかかりました。
初めてスパークリングワインを作ろうとしたのが 2012年。残糖が多いままボトリングしてしまい 、ボトルがあちこちで爆発したためにセラーが軍用ゾーンになりました。仕込んだのは5000本。 (普通の人は、何か新しいことをするときはごく小規模に始めます。ワインなら30本かそこらく らいの。まあ、それは私には当てはまりません。あるいは、瓶詰め前にワインを科学分析にかけることもできます。まあ、私はやりません。私のワインをフランスに輸入しているフルールは当 時、皮肉を込めて「モラビアにラボはないのか?」とわたしに尋ねたものです)。この最初のス パークリングワインとその労力がすべて無駄だったという事実を受け入れるのに多少の時間がか かりましたが、私は最終的にそれを認め、再挑戦してみました。そして2017年春、私たちは妻と 二作目のスパークリングワインを試飲したのですが、これが素晴らしかった!とてもさわやかで エネルギッシュ。『発酵中のワインに特有の若く爽快なエネルギーをワインの中に閉じ込める』 という、私の狙い通りの結果でした。(これは私にとってとても大きなことです。ときおり私は 、前世で電気技師だったのだろうか?と考えたりします) 私たちが幸せな気持ちでこの『電気ワイン』を味わっていた時、私たちのすぐ隣に電気変圧器が あり、『危険 380V』の看板がでかでかと掲示されていました。冗談のような話ですがそこであっ という間にキュヴェ名が決まりました。そしてこのボトルもまた、あっという間に空になることでしょう。
＜生産者ストーリー＞
ミラン・ネスタレッツのワイナリーは、オーストリア国境から15kmのチェコ共和國南東部の南モラヴィア地方VelkéBíloviceにあります。
当主のミランは2代目で、彼の父は以前ドイツのワイナリーで働いていましたが、2001年に故郷であるモラヴィアに戻ってワイナリーを始めました。
当時ミランは13歳で、それから彼のワイン人生が始まっています。2003年15歳の時に初めてワインを作り、高校・大学での一般的なワイン教育ではナチュラルワインが造りたい彼にとっては楽なものではありませんでしたが、自分でトライ&エラーを重ねながら学び、2017年で15回目の収穫を迎えます。
葡萄樹を優しい方法で育てることにより、最良な結果をもたらせてくれると信じています。ワインはチェコ共和國のモラヴィア地方で育つ典型的な葡萄のピュアな表現で、テロワールやミラン自身の視点を描写するとともにミランたちの情熱や熱意や直感がつまっています。セラーでのワインはすべて自然に発酵し、ほとんどがオークまたはアカシアの樽で醸造されます。2015年ヴィンテージは、畑での選果をより厳しく行い、より短い期間のスキンコンタクトで、偉大なエレガンスを得る試みを行いました。
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