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モンテセコンド/サン・マルティーノ2018

SOLD OUT

型番 C1806
販売価格

8,000円(税込8,800円)

[造手] Montesecondo / モンテセコンド
[銘柄] San Martino / サン・マルティーノ
[国] Italy / イタリア
[地域] Toscana / トスカーナ州
[品種] Sangiovese / サンジョヴェーゼ
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<銘柄エピソード:Edited by essentia>
今回の2018が初ヴィンテージで、ボトリング後も3年ほどじっくり寝かせ、満を持してのリリース。凛とした高貴なオーラ漂うワイン。

<栽培:Edited by essentia>
モンテセコンドから車で30分ほどの距離にあるヴィニャーノという集落にあるシルヴィオの自宅前の区画、サン・マルティーノに植わる樹齢25〜35年のサンジョヴェーゼを使用。モンテセコンドの周りにある畑が海抜150mにあるのに対し、サン・マルティーノは500mと高所に位置し、モンテセコンドよりもさらにガレストロ(泥灰土)の強い痩せた土壌で、水捌けも非常に良く、ワインの中にシンプルさや鋭さを求めるシルヴィオ的には、彼の理想を具現化するのに最適な区画。

<醸造:Edited by essentia>
収穫は手摘み。ブドウの成熟パターンが異なるため3回に分けて収穫。ホールクラスターで優しくプレス。少量の潰したブドウの自家発酵種(Pied de cuve)を加え、最初に収穫したブドウは古いバリックで発酵を行い、残りのブドウはステンレスタンクのみで発酵を行う。発酵後、タンクをブレンドし3週間澱の上で熟成。軽いフィルタリングを行いボトリング。ボトリング後も3年ほどじっくり寝かせ、満を持してのリリース。【年間生産量】8,000本。

<ストーリー:Edited by essentia>
モンテセコンドは、フィレンツェの南東20km、キャンティ・クラッシコ地区の北西サン・カシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペーザに位置します。
北アフリカで幼少期を過ごしていた現当主シルヴィオ・メッサーナは、1964年に父親がチェルバイアのブドウ園を購入したことをきっかけにイタリアに戻ります。思春期のシルヴィオはボストンの大学に進学、音楽に熱い情熱を傾けます。卒業後ニューヨークに移り住み、サウンドトラック(映画やドラマ、CMの挿入曲)の作曲などサックス奏者として活動しながら、ワインショップでワインの販売をして暮らしていました。そのうちに音楽の持つ自由さと創造性の高い部分が彼の中でワインとリンクし、故郷トスカーナのブドウ畑へと彼の人生を導いていきます。
1999年、イタリアに帰国しワイン生産者として生きていくことを決意。2000年にファーストヴィンテージをボトリング。自然環境に配慮しつつテロワールやこの地域独特の気候、畑で働く人の想いをワインにトレースするために、2001年からは有機栽培を実践、その後も徐々にビオディナミ農法へと切り換えていきます。
現在ブドウ畑は合わせて17ヘクタールの広さで、チェルバイアのワイナリーに隣接する比較的温暖な標高250mのガレストロ(キャンティで見られる石灰を含んだ粘土質土壌)の区画と、自宅のあるヴィニャーノの標高450mの石灰岩質土壌の区画に畑を持ち、それら2つの区画のものをブレンドすることで、それぞれの畑の特性を合わせ持ったワインを生産しています。
ラベルのカエルは、エクアドルで守り神と考えられているガマガエルで、元々貴族の土地であったキャンティらしく王冠を付けたデザインとなりました。Sarf(サーフ)はアラビア語で「交換」を意味しており、トスカーナの栽培農家から買い上げたブドウでシルヴィオが醸造を行うプロジェクトの名前。買い叩かれてしまうブドウを救いつつ、違う生産地域のブドウを自分が仕込んだらどのようなワインになるか、シルヴィオの好奇心を満たすために始められました。
(以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと)

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