Portes Obertes / ポルテス・オベルテス
スペイン、カタルーニャ南部、タラゴナ県、テーラアルタ地区のエル・ピネル・デ・ブライ村。ジョゼップ(2019年現在33歳)はバルセロナで働いていましたが、地元でのワイン造りを志し、2016年に戻ってきました。畑は現在2ha借りています。
元々お父さんはワイン造りはしていませんでしたが、農業従事者で、オリーブやアーモンドの栽培、ブドウの植樹の仕事などをしていました。また、25年ほど前は地元の農業組合の副組合長をしていました。
その時組合長だったのが、
メンダル(メンダール)のラウレアノ。
彼は組合でBIOを推し進めます。しかし、時代が早すぎたのか、古い組合員が嫌がり辞任することに。
そして時代は流れ、今ジョゼップが借りている畑はその当時BIOを目指した畑だというので、因果を感じさせます。林に囲まれた環境のよい畑です。
彼は夏の葉取り、耕作の深さ、冬の剪定など気を使っています。新梢は切りません。手作業が基本で、年6000本くらいが限界だと言います。それで生活がしてゆけるとも。ワインは全て亜硫酸無添加。
素朴でしみじみと染み渡る旨味のある果実味が、親しみやすく、魅了します。
(以上、輸入元情報より引用)