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オルト・テッリヌム / ツェルブ・コントロヴェントIGTアルピ・レティケ・ロザート 2021

SOLD OUT

型番 E284
販売価格

5,500円(税込6,050円)

[造手] Orto Tellinum / オルト・テッリヌム
[銘柄] Tzerb Conrovento IGT Alpi Retiche Rosato / ツェルブ・コントロヴェントIGTアルピ・レティケ・ロザート
[国] Italy / イタリア
[地域] Lombardia / ロンバルディア州
[品種] Chiavennasca90%, Rossola, Brugnola, Pignola, Traunasca, Merlina / キアヴェンナスカ, ロッソラ, ブルンニョラ, ピンニョラ, トラウナスカ, メルリーナ
[タイプ] ロゼ / 辛口 / ミディアムボディ
[容量]750ml

<銘柄エピソード:Edited by essentia>
アルピ・レティケ(南斜面)側でつくられるコントロヴェントは、2020年に雹の被害に遭い、早期収穫を余儀なくされて生まれたロゼワイン。通常は雹と風は同じ方向から来るのですが、この年は雹に対し向かい風が吹いていたため、コントロヴェント(向かい風)と名付けている。

<輸入元テイスティングコメント:Edited by essentia>2021VT
ミネラルで酸がとても綺麗な野いちごやラズベリーのニュアンス。2020年ヴィンテージと比べるとアルコール度と残糖ともに高めだが、酸とのバランスが非常に良い。

<栽培:Edited by essentia>
ブドウ樹齢は約70−80年で、すべてプレ・フィロキセラ(自根)。畑の管理は保守的かつ再生的。つまり、開花前の期間に背の高い雑草を手作業で取り除き、それ以上広がらないようにすることで、草刈りをせずにブドウ畑の生態系が維持される。収量30q/ha、ブドウ1本あたり1kg未満。

<醸造:Edited by essentia>
収穫後すぐにトルキオと呼ばれる圧搾機で圧搾、発酵。酵母の添加は行なっていない。すべてのTZERBは樽ではなく、スチールとグラスファイバーで醸造している。ノンフィルター、亜硫酸塩添加。亜硫酸塩含有量:12mg/l。Alc.14%。年間生産本数1550本。

<ストーリー:Edited by essentia>
ロンバルディア州ソンドリオ県北部、スイス国境に接するアルブス山中にあるバルテッリーナ地域。多くのブドウ畑は急斜面にある。この地域でのワイン造りの歴史は古く、ローマ時代に遡る。Orto Tellinumの家族も何世代にも渡り、長年自己消費用にワイン造りをしてきた。造り手であるジョナサン・フェンドーニの活動は、ワイン造りに留まらず過疎化の進む地域の伝統文化を守り再生を志している。ワイン醸造やソムリエの教育は一切受けていないが、お祖父さんから得た知識と、テイスティングをして試行錯誤の末に出来たワインです。ワインの名前にもなっている「TZERB(ツェルブ)」は「栽培放棄地」という意味。彼は家族より譲り受けた畑の他に、他の栽培放棄地も再生してワイン造りを行っている。畑によって土壌が異なり、一緒に醸造することにより、ワインに複雑味が増す。機械の力を借りず栽培も醸造もすべて人力で行なっている。畑の管理は保守的かつ再生的。つまり、開花前の期間に背の高い雑草を手作業で取り除き、それ以上広がらないようにすることで、草刈りをせずにブドウ畑の生態系が維持される。すべてのTZERBは樽ではなく、スチールとグラスファイバーで醸造している。ボルドー液の散布は年に4−5回と最小限。ワインへの残留を避けるために、8月中旬以降に散布は行なっていない。また多くのツェルブが再生され地域が活性化されることを目指し、お祖父さんから受け継いだ知識を共有するため、バルテッリーナにおけるブドウの栽培方法を教えるコースを定期的に開いている。ワインの生産だけでなく、蕎麦や固有品種の芋なども栽培しています。トータル栽培面積は2haで、うち1.5haがブドウ畑で、0.2haが彼の所有する土地です。年間生産本数は合計4000本。ブドウはすべてプレ・フィロキセラ。

(以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと)

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