ファビオ・デ・ボーモン / ラ・バロネッサ 2024 SOLD OUT 型番 D577 販売価格 3,400円(税込3,740円) [造手] Fabio de Beaumont / ファビオ・デ・ボーモン [銘柄] La Baronessa / ラ・バロネッサ [国] Italy / イタリア [地域] Campania / カンパーニャ州 [品種] Fiano / フィアーノ [タイプ] 微発泡 / 白 / 辛口 / ミディアムボディ [容量] 750ml <銘柄エピソード:Edited by essentia> 元々、ファビオの祖母であるアレッサンドラ男爵夫人が日常的に飲んでいたフィアーノで造る微発泡ワイン。当時は、醗酵が完全に終わっていないワインの一部を濾過することなくボトリングし(大半の澱は除去し、瓶内が澱だらけになるのを避けるため)瓶内2次醗酵を促す、いわゆるメトド・アンセストラルで造っていた。現在ファビオは、完全発酵し、澱がしっかりと沈んだワインに冷凍保存しておいた同年のフィアーノのモストを加えてボトリングをし、2次醗酵させている。 <栽培:Edited by essentia> 海抜は500−700mで石灰質の粘土土壌。畑の面積は、一家が守ってきた高齢樹の(中には150年の高齢樹も植わる)区画と、ファビオが新たに植えた区画を合わせて現在は4ヘクタール。このフィアーノは、ファビオの祖母であるアレッサンドラ男爵夫人が日常的に飲んでいたブドウで造っているそうなので、高樹齢かと。 <醸造:Edited by essentia> 完全発酵し、澱がしっかりと沈んだワインに冷凍保存しておいた同年のフィアーノのモストを加えてボトリングをし、2次醗酵させている。 <ストーリー:Edited by essentia> ローマから約230km、カンパーニア州アヴェッリーノ県にあるカステルヴェテレ・スル・カローレは、1600年頃に時の王から拝領されたこの土地に屋敷を建て、その周りに他の家々が建つようになり、徐々に町になっていきました。ボーモン家は貴族の出身で、その土地の領主でした。ファビオの曾おじいさんの身分証明書の職業欄には、「男爵」と記載されているそう。 1980年から1986年まで、ファビオの祖母アレッサンドラ男爵夫人が友人や数件の近所のレストランに極少数のボトル売りをしていましたが、その後はブドウ(バルベーラとアリアニコのごく一部)を販売していたのみで、残りは自家消費用として生産していました。 2014年、ローマで法律を学んでいたファビオは、彼を含むデ・ボーモン家の全員が都市部のローマやアヴェッリーノに住み、彼らのルーツであるカステルヴェテレの屋敷や土地をないがしろにしてしまっている現状を憂い、その土地や伝統にもう一度光を当てることを決意。デ・ボーモン家に伝わる秘伝のレシピから造る野生の桜の葉を浸して風味付けするリキュールを世に送り出そうと思い立ちました。この年に、バルベーラとアリアニコから造るワイン造りと秘伝のリキュール造りを再開。アレッサンドラ男爵夫人と父フランチェスコの協力の下、ファビオが最初の当主として商業的に販売をスタートしました。 そこから3年間はローマとカステルヴェテレを行き来していましたが、2017年にファビオがカステルヴェテレに永住復帰。父は最初の1年間だけファビオを手伝いましたが、父(と姉)は弁護士として、母は医者としてそれぞれ活躍し多忙なため、現在は繁忙期以外のほとんどのセラーでの仕事はファビオ1人で行っています。土地(テロワール)と伝統(ブドウ品種、一家で伝承されてきたリキュールのレシピの再現)が投影されたプロダクトを理想とすることもあり、畑、セラーのどちらにおいても最小限の人為的干渉に留めるように心がけています。 海抜は500−700mで石灰質の粘土土壌。畑の面積は、一家が守ってきた高齢樹の(中には150年の高齢樹も植わる)区画と、ファビオが新たに植えた区画をあわせて、現在は4ヘクタールのブドウ畑から7種類のワインと2種類のリキュールを生産しています。2016年にフラ・アメデオ(ノチーノ酒)の生産を開始、2020年にはラ・バロネッサ(フィアーノで造る微発泡)とルル(アリアニコのスパークリング)、2022年にはエウフォリーア(アリアニコで造るロゼ微発泡)の生産を開始しました。 ラベルのデザインはすべて、屋敷に使われている1600年代のタイルの模様から採用したもの。 (以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと) ※2025.10.21時点で在庫0に対して、注文受付用に在庫6とした この商品について問い合わせる この商品を友達に教える 買い物を続ける ツイート