サルヴァトーレ・モレッティエーリ / グレコ・ディ・トゥーフォ 2023 SOLD OUT 型番 A1637 販売価格 3,500円(税込3,850円) [造手] Salvatore Molettieri / サルヴァトーレ・モレッティエーリ [銘柄] Greco di Tufo / グレコ・ディ・トゥーフォ [国] Italy / イタリア [地域] Campania / カンパーニャ州 [品種] Greco / グレコ [タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ [容量] 750ml <輸入元テイスティングコメント:Edited by essentia> 杏を思わせるグレコ種の香り。火山性土壌由来のややスモーキーなニュアンス。複雑で、味わいもしっかりとしているが、モレッティエーリは限りなくエレガントに仕上げる。 <栽培:Edited by essentia> 位置:標高550−600m、南西向き、土壌:火山性粘土質、植樹:2000年代。 <醸造:Edited by essentia> マセレーションなし。ステンレスタンクで醗酵、ステンレスタンクで12ヶ月間熟成。 <ストーリー:Edited by essentia> モレッティエーリ家は、海抜550mの高地にある7haの畑を、モンテマラーノに持っている。ここでブドウが完熟するのは11月に入ってからとされ、このため、ワインに力強い威厳と濃密な味わいが生まれる。 当ワイナリーが初めてワインを瓶詰めしたのは、1988年のヴィンテージであるが、創生途上にあったため、利益をすべて畑の植え替えに投じた。同じ理由から、1989、1990、1991年には、以後のヴィンテージに備えて樽を購入するため、全量ブドウのまま売り払ってしまった。かくして、次に瓶詰めしたヴィンテージは、1992年になったのである。 素晴らしく度量の大きい人物、サルヴァトーレ・モレッティエーリは、比類ないタウラージを造ってきた。その偉容のほどは、ピエモンテやトスカーナでもっとも偉大なワインにもひけを取らない。 タウラージは、南イタリアが産する、唯一のまことに偉大な赤いワインである。その原料となるアリアニコ種のブドウは、もとはと言えばこの地方に植民市を建設した古代ギリシア人が植えたものだった(アリアニコとは、ギリシアを意味する「エレニコ」という言葉が、イタリア語風に変化したもの)。 アリアニコは、南部の気候に非常に適しているが、とりわけタウラージエリアの微気候とは相性がよい。高酸で、ポリフェノールとエキス分に富み、赤紫色を帯びた赤の色合いはとても深みがある。いわば優等生的な品種であって、ナポリの北部・東部・南部など、カンパーニャ州のいたるところに植えられている。 敬意と共に「南のバローロ」と称賛される、カンパーニャ州DOCGの帝王格、タウラージの生産者。ナポリから東に約50kmの内陸で、人を拒絶するかのような急峻な山岳地帯、アヴェリーノ県に広がるタウラージDOCG。 そもそもタウラージは軽佻浮薄(けいちょうふはく)なワインどころではないし、サルヴァトーレは「モダンな味覚」になど、さらさら譲歩するつもりのない人物。かくして、彼のタウラージの生まれたときの姿は、赤紫系の青い色合いも濃くて、容赦のない強烈さをそなえており、ワインの爆弾ともいうべき趣はこれまでに味わったいかなる若いワインとも、ほとんど比べものにならない。 第一次アロマは常に控えめだが、第二、第三の香りを身につけるにつれ、複雑なブーケをまとい始める。ヴィンテージから6−7年目に入る頃から、この記念碑的なワインはその深遠な相を呈しはじめ、四半世紀からそれ以上のあいだ、さらに向上し続けるばかりである。 「イルピーニア・アリアニコ」、「タウラージ」、「タウラージ・リゼルヴァ」は、すべてアリアニコ100%からなり、同じ畑から生まれる(ヴィーニャ・チンクエ・クエルチェ)。収穫の段階で、どのブドウがどのワインになるのかは決まっており、樹齢の高いブドウの実のみがタウラージになり、良年にはリゼルヴァも生産する。 (以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと) この商品について問い合わせる この商品を友達に教える 買い物を続ける ツイート