マウアー・オスカル / カダルカ1880・ 2022 型番 C1708 販売価格 16,000円(税込17,600円) 在庫数 残り1 購入数 特定商取引法に基づく表記 (返品など) [造手] Maurer Oszkár / マウア―・オスカル [銘柄] Kadarka 1880 / カダルカ 1880 [国] Serbia / セルビア [地域] Vojvodina Autonomous Province / ヴォイヴォディナ自治州 [品種] Kadarka / カダルカ [タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ [容量] 750ml <銘柄エピソード:Edited by essentia> 良作年のみ生産されるスペシャルキュベです。 <輸入元テイスティングコメント:Edited by essentia>22VT この世に『特別なワイン』というものがあるのだとすれば、このワインは紛れもなくその一本に数えられることでしょう。複合的な赤いアロマは混然一体として、世界中のどこにもない果実として感じられます。その美しさに只々魅了されるのです。あえて表現するならば、リンゴ、サクランボ、梅、オレンジ、完熟したとびきり甘いイチゴでしょうか。美しいグリーン系の香り、和ハーブやパセリのニュアンスも感じます。凝縮しているのに軽やかで、緻密でありながら、力強い。すべては溶け合い調和しているのです。優美な余韻に永遠を感じます。2022年もまた破格の味わいです。 <栽培:Edited by essentia> スヴォティッア地区(Nosza hill)。0.5haあり、0.33haにカダルカが植えられています。2メートルにも達する深い砂地の土壌、50センチの砂、その下に泥土、石灰、黄土など。歴史的にも貴重なこの畑のカダルカには6種類のクローンがあります。プレフィロキセラのあまりにも貴重な自根のカダルカ。1880年植樹。収量は10hl/ha以下。 <醸造:Edited by essentia> 手摘みで収穫。除梗したブドウを開放桶で10日間のマセラシオンおよび発酵、500ℓのフレンチオークで12か月の熟成。亜硫酸少量添加、無清澄、無濾過にて瓶詰め。すべての工程で重力を採用しています。 <ストーリー:Edited by essentia> ハンガリー国境にほど近いセルビア最北の街スヴォティツァ(Subotica)で4代続く伝統あるワイナリー。地品種の古木を数多く有しており、中でも1880年に植樹されたKadarkaの古木は大変に貴重なもので、Jancis Robinsonの『Wine Grapes』にはそのことについての記述を見ることができます。 伝統あるワイナリーを引き継いだ現当主Oszkárはナチュラルワインへの転向をゆるやかに進め、2018年ヴィンテージ以降は多くのワインで亜硫酸ゼロ、または極少量添加でのワインづくりを実現しています(2020年よりすべてのワインで亜硫酸無添加)。 ワイナリーはセルビア北部のヴォイヴォディナ(Vojvodina)のスヴォティツァ(Subotica)に6ヘクタール、セルビアの宝石とも呼ばれるフルシュカ・ゴーラ山の麓スレム(Srem)に10ヘクタールの畑を所有しています。それぞれ人馬による有機栽培であり、良質なブドウを生産しています。 両栽培地ともにカルパチア平原にあり、ベースは砂地と石灰がわずかに混ざる土壌ですが、スヴォティツァは砂質が深く、2mに達する場所もあります。プレ・フィロキセラのKadarkaはそうした土壌に植えられています。スレムではドナウ川沿いに畑が広がっており、リースリングは川岸50m付近に植えられています。火山岩が混ざる土壌です。気候は温暖な半地中海性気候で、歴史的にも銘醸地として知られた土地です。 化学薬品の無い時代、ワインはどのように作られていたのか。この時代の恩恵を享受しつつ、真に歴史を尊重し伝統に回帰するとはどういうことなのか・・・。思索を続けるOszkárは古いワインの書物やワイナリーに残る記録を読み、実践し、旅に出ます。 さまざまな産地をめぐり、生産者同士でお互いのワインについての議論を深め、決まって最後は兄のような存在であるZsoltのいるStrekov1075を訪れます。 Raw Wineの創始者として知られるIsabel Legeronは、Maurer Oszkárの大ファンであり、「Collective Wine Series」という名で世界に彼のワインを紹介しました。彼女は彼を「繊細な感性を持つ、謙虚で柔軟性のある好人物」と評し、彼とのプロジェクトを大いに楽しんだそうです。 ニューヨーク、ロンドン、デンマーク、タイなど、世界のガストロノミーの中心地ですでに高い評価を受けるワインとなっていますが、Maurer Oszkárの進化はまだ始まったばかりです。 (以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと) この商品について問い合わせる この商品を友達に教える 買い物を続ける ツイート