マウアー・オスカル / タミヤニカ 2022 型番 B1244 販売価格 7,800円(税込8,580円) 在庫数 残り3 購入数 特定商取引法に基づく表記 (返品など) [造手] Maurer Oszkár / マウア―・オスカル [銘柄] Tamjanika / タミヤニカ [国] Serbia / セルビア [地域] Vojvodina Autonomous Province / ヴォイヴォディナ自治州 [品種] Tamjanika / タミヤニカ [タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ / 酸化防止剤無添加 [容量] 750ml <銘柄エピソード:Edited by essentia> ローマ時代にこの地に持ち込まれたすべてのマスカット種の先祖であり、最古の品種の一つであるタミヤニカから作られたこのワイン。タミヤニカはフランキンセンス(=tamjan)の香りのブドウという意味で名付けられたブドウ。Muscat Blanc à Petits Grainsと同一品種と考えられています。 <輸入元テイスティングコメント:Edited by essentia>22VT 2022年もまた素晴らしいワインに仕上がりました。優美でエレガントな2021年。強い果実味と濃密な風味の2022年。黄色がかったオレンジ色。咲き誇るミカンの花、ネーブルオレンジ、黄桃、バラ、紅茶、ウーロン茶(特に東方美人)、はちみつ入りのヨーグルト。とろみがありながらも、どこか清涼感を漂わせる高貴なワインです。 <栽培:Edited by essentia> 1本の樹から約350gのブドウを収穫。泥土、石灰、堆積岩、火山岩。スレム地区、Remetica地域(ドナウ川にほど近い崖Remete畑)。 <醸造:Edited by essentia> 手摘みで収穫。7日間のマセレーション後、天然酵母で発酵。その後500ℓの樽で12カ月の熟成。重力によって瓶詰め(無濾過、無清澄)。亜硫酸はゼロ。 <ストーリー:Edited by essentia> ハンガリー国境にほど近いセルビア最北の街スヴォティツァ(Subotica)で4代続く伝統あるワイナリー。地品種の古木を数多く有しており、中でも1880年に植樹されたKadarkaの古木は大変に貴重なもので、Jancis Robinsonの『Wine Grapes』にはそのことについての記述を見ることができます。 伝統あるワイナリーを引き継いだ現当主Oszkárはナチュラルワインへの転向をゆるやかに進め、2018年ヴィンテージ以降は多くのワインで亜硫酸ゼロ、または極少量添加でのワインづくりを実現しています(2020年よりすべてのワインで亜硫酸無添加)。 ワイナリーはセルビア北部のヴォイヴォディナ(Vojvodina)のスヴォティツァ(Subotica)に6ヘクタール、セルビアの宝石とも呼ばれるフルシュカ・ゴーラ山の麓スレム(Srem)に10ヘクタールの畑を所有しています。それぞれ人馬による有機栽培であり、良質なブドウを生産しています。 両栽培地ともにカルパチア平原にあり、ベースは砂地と石灰がわずかに混ざる土壌ですが、スヴォティツァは砂質が深く、2mに達する場所もあります。プレ・フィロキセラのKadarkaはそうした土壌に植えられています。スレムではドナウ川沿いに畑が広がっており、リースリングは川岸50m付近に植えられています。火山岩が混ざる土壌です。気候は温暖な半地中海性気候で、歴史的にも銘醸地として知られた土地です。 化学薬品の無い時代、ワインはどのように作られていたのか。この時代の恩恵を享受しつつ、真に歴史を尊重し伝統に回帰するとはどういうことなのか・・・。思索を続けるOszkárは古いワインの書物やワイナリーに残る記録を読み、実践し、旅に出ます。 さまざまな産地をめぐり、生産者同士でお互いのワインについての議論を深め、決まって最後は兄のような存在であるZsoltのいるStrekov1075を訪れます。 Raw Wineの創始者として知られるIsabel Legeronは、Maurer Oszkárの大ファンであり、「Collective Wine Series」という名で世界に彼のワインを紹介しました。彼女は彼を「繊細な感性を持つ、謙虚で柔軟性のある好人物」と評し、彼とのプロジェクトを大いに楽しんだそうです。 ニューヨーク、ロンドン、デンマーク、タイなど、世界のガストロノミーの中心地ですでに高い評価を受けるワインとなっていますが、Maurer Oszkárの進化はまだ始まったばかりです。 (以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと) この商品について問い合わせる この商品を友達に教える 買い物を続ける ツイート