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バローネ・コルナッキア / トレッビアーノ・ダブルッツォ・スペリオーレ 2021

SOLD OUT

型番 A779
販売価格

1,600円(税込1,760円)

[造手] Barone Cornacchia / バローネ・コルナッキア
[銘柄] Trebbiano d'Abruzzo Superiore / トレッビアーノ・ダブルッツォ・スペリオーレ
[国] Italy / イタリア
[地域] Abruzzo / アブルッツォ州
[品種] Trebbiano / トレッビアーノ
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<テイスティングコメント>
白い花を思わせる華やかな香り、クリーンでピュアな果実味、フレッシュでとてもバランスのよい味わいです。複雑でミネラル感が美しいテロワールを表現した味です。酸もしっかりとあります。

<畑・栽培>
アブルッツォ州北部に位置する古くから葡萄栽培に適した標高240mの丘陵地で、面積は60~62ha。80%が南向きの斜面で、石の多い石灰岩土壌。アドリア海が穏やかな気候をもたらし、高い山(グラン・サッソ)が悪天候を遮る。全てのエリアがコッリーネ・テラマーネのエリアだが、DOCGの申請は最良の5haのみ。樹齢の古い葡萄樹(平均樹齢80年)を使っていることで、収量も大変少なく、濃縮度も高くなります。有機栽培。イタリアを代表するICEAの認証、EUの有機ロゴ「ユーロリーフ」表示。害虫除けには主にフェロモン。肥料は鶏の糞。グリーンハーベストを毎年7, 8月に行い、1本に5房付けるようにする。収穫は手摘み。酸が落ち、糖が高まり、タンニンが強くなる。この3つの要素で、一番良いタイミングが大切。

<醸造>
発酵前に水平式発酵タンクに入れ、8度でスキンコンタクトを8~12時間行います。垂直タンクに移し、16~18度に温度管理しながら12~14日間発酵させます。その後4ヶ月澱と共に寝かせ、この間バトナージュを行います。「エノログのゴッフレード・アゴスティーニのアドバイスを受けながら、集約があり、果実も綺麗でリッチなスタイルを目指しています。一番に考えたのはクリーンな味わい、二番目は香りの強さ。口に含んだ時のインパクトです」とフィリッポは話していました。

<造り手のストーリー>
「100%コッリーネ・テラマーネDOCGの指定区域から」
コルナッキア家が所有する畑は全てモンテプルチャーノ・ダブルッツォ・コッリーネ・テラマーネDOCGに指定された区域に入っています。アブルッツオ州全体からDOCGに認定されたエリアは北部の丘陵地のみ。このことからもコルナッキア家の所有する畑がとても良いことが分かります。また、コルナッキア家がDOCGに申請するのは、所有する60~62haの内、最良の5haのみです。

「世代交代による改革で伝統的なアイデンティティを残しつつ高いエレガンスを追求」
ピエロ・コルナッキアから、カテリーナとフィリッポへと世代交代をして、ワイン造りにさまざまな改革が行われました。主な変更点は、①赤ワインは、温度管理してマセラシオンの期間を長くした。またデレスタージュにより、タンニンがエレガントで滑らかになった。②ロータリーファーメンターを導入した。内部にプロペラが付いており、マストをゆっくり回し、常に果帽をワインと接触させる。白はスキンコンタクトに使用。③コンサルタントのアゴスティーニのアドバイスで、全ての工程で厳しい手順を決める。タンクや樽からの分析をより多く行い、それぞれに合ったブレンドする。④新しい密閉式のプレス機、フィルターシステムやボトリングラインを導入。

「飲み頃になってから出荷」
日本に輸出するワインは、意図的にリリースを遅らせ、カンティーナでボトル熟成をしています。生産者にとっても、弊社にとってもリスクのある方法ですが、コルナッキアのような伝統的なスタイルのワインには、ボトル熟成が必要だと考えるからです。
「日本にモンテプルチャーノ ダブルッツオを広めたリーダー的存在」  稲葉のイタリアワインのルーツとも言えるワインがこのワインです。稲葉が初めてバローネ コルナッキアのワインを扱い出したのは1991年で、その頃日本市場にはモンテプルチャーノ ダブルッツォは皆無でした。そんな時代に、それまで経験したことの無い濃い色と、はちきれんばかりの果実味、そして、とてもソフトな口当たりで脚光を浴び、日本でのモンテプルチャーノ ダブルッツォの人気に火を付けました。25年余経った今では、多くの生産者のモンテプルチャーノ ダブルッツォが輸入され、イタリアンレストランのワインメニューに無くてはならないものとなっています。

<評価>
ヒュー・ジョンソン「ポケット・ワイン・ブック2017」に優良生産者として掲載。

「ガンベロ・ロッソ・イタリアワインガイド2018」にて
「ブルボン王国の国境にあるフォルテッツァ・ディ・チヴィテッラに隣接した著名な葡萄園を管理していた男爵家の名声を保つのはフィリッポとカテリーナ・コルナッキアと父ピエロだ。その後、男爵家はコッリーネ・テラマーネのトッリ・ディ・トラーノ・ヌオーヴォ地区にあるお狩り場に移り、現在そこに醸造所と50ヘクタールのブドウ畑がある。現在ワイナリーを運営している若い世代の意志により有機栽培認証を得ている。」
 
(以上、輸入元情報に基づいて編集)

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